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署名を投稿から除外する

メーラーに 署名 (signature) を設定していると、 何もしないと署名が投稿本文に混ざってしまいます。

EX POSTRiA には、 署名を自動的に除去する仕組みと、 本文範囲を明示的に指定する仕組みの 2 つがあります。


自動署名除去 (推奨)

サイト管理者が「自動署名除去」 = ON (デフォルト) にしていれば、 以下のパターンは自動で削除されます:

1. RFC 3676 sigdash 区切り

本文本文本文。
最後の段落です。

-- 
山田太郎
株式会社サンプル
yamada@example.com
TEL: 03-1234-5678

-- (ハイフン 2 つ + 半角スペース + 改行) の行から末尾までの全行が署名と判定されて削除されます。 これは世界標準の署名区切り (RFC 3676) です。

ほとんどのメーラー (Apple Mail / Outlook など) はこの区切りを自動で挿入します。

2. モバイル送信の自動付加行

Sent from my iPhone
Sent from my iPad
Sent from my Android

これらの定型句行も自動削除されます。

3. Gmail / Apple Mail / Outlook の標準署名ブロック

これらのメーラーが出力する署名 <div> ブロック (HTML メールの場合) も検出して除去します。


自動除去で対応できないパターン

自動除去には限界があります。 以下の場合は手動で対処が必要です:

1. -- 区切りなしの社内固定署名

本文最終段落です。
──────────────────
山田太郎 / 株式会社サンプル
TEL: 03-1234-5678
yamada@example.com
ホームページ: https://example.com
──────────────────

-- (ハイフン 2 + 半角スペース) ではなく ────── (罫線文字) で区切られていると、 自動検出できません。

2. 多言語署名 (日本語/英語混在)

会社のテンプレートで「日本語署名 → 英文署名」 と続けて並べている場合、 検出が不完全になることがあります。

3. 改行の中の引用文

「メールの内容をご確認ください」 のような自動テキストや、 返信メールの引用部分も、 環境によっては自動除去されません。


解決策: 本文範囲を明示的に指定する

自動除去で対応できない場合は、 本文の範囲を明示するのが確実です。

記法 A: [本文開始][本文終了]

From:    you@example.com
To:      postria@mail.your-domain.com
Subject: [お知らせ] 5 月のお知らせ

[本文開始]
ここが投稿本文として処理されます。
複数段落 OK。

画像も挿入できます。
[本文終了]

──────────
社員 太郎
株式会社サンプル
TEL: 03-1234-5678
※ この署名は投稿に入りません

[本文開始][本文終了]間の内容だけが投稿本文になります。 外側の署名 / 引用 / 自動付加文は完全に無視されます。

記法 B: [本文][/本文]

[本文]
ここが投稿本文として処理されます。
複数段落 OK。
[/本文]

──────────
署名がここに入る

どちらの記法 (A / B) を使っても結果は同じです。


[スラッグ] [公開日時] [カテゴリ] [タグ] は envelope の内側に書く

[本文開始]...[本文終了] (or [本文]...[/本文]) で本文範囲を明示している場合、 メタ情報タグ ([スラッグ] [公開日時] [カテゴリ] [タグ]) は envelope の内側に書いてください。

✓ 正しい (envelope の内側)

[本文開始]
本文の内容
[スラッグ]my-post-slug
[公開日時]2026-06-10 09:00
[カテゴリ]event
[タグ]limited-time
[本文終了]

✗ 間違い (envelope の外側)

[本文開始]
本文の内容
[本文終了]
[スラッグ]my-post-slug         ← envelope 外側で書くと、 一部フォーマットで抽出失敗
[公開日時]2026-06-10 09:00     ← 同上

なぜ

「お知らせ」 「ブログ」 等の passthrough フォーマット (token が 0 or 1 個のもの) では、 envelope marker で本文が切り出されるとき、 envelope の外側のテキストは捨てられます。 つまり外側に書いた [スラッグ]xxx 等は抽出処理に到達しません。

「店舗誘導看板」 等の 構造化フォーマット (token 複数) では envelope 切り出しは行われないため、 envelope 外側に書いても抽出されます (EX POSTRiA v1.25.3+)。 しかし両者で動く書き方を採用するため、 常に envelope の内側に書くのが安全です。


推奨する運用パターン

パターン 1: 自動除去を信じる (シンプル)

メーラーの署名設定が標準的 (-- 区切り、 Apple Mail / Outlook デフォルト) なら、 自動除去がうまく動くので何もしなくて良い

パターン 2: メーラーのテンプレートを使う (中級)

メーラーで「EX POSTRiA 用テンプレート」 を作成しておく:

[本文開始]
ここに本文を書く。

[本文終了]

→ メール作成時にこのテンプレートを呼び出して、 中身を書き換えるだけ。

パターン 3: スマホ用に「EX POSTRiA 用署名」 を作る (上級)

スマホメーラーに EX POSTRiA 専用署名 を登録:

[本文終了]

(以下、 個人の署名なので投稿には入りません)
山田太郎

→ メール作成時に本文先頭に [本文開始] だけ追加すれば OK。


注意: 返信メールから投稿しないでください

メーラーの「返信」 ボタンを押すと、 元のメール全文が > 付き引用文として自動挿入されます。 これらは自動除去対象外なので、 投稿本文に混ざります。

✗ 返信メールから送信:
Subject: Re: 元のメール件名

新しい本文を書く。

> 元のメールの本文
> がここに引用される
> 投稿に混ざってしまう

新規メール作成で送信してください。


環境別の署名チェック

Gmail (デスクトップ)

  1. 設定 → 全般 → 「署名」 セクションを確認
  2. 署名の先頭に -- (ハイフン 2 + 半角スペース) があるか
  3. 無い場合は手動で追加するか、 [本文開始]/[本文終了] を使う

Apple Mail (iPhone / Mac)

  • iPhone: 設定 → メール → 署名
  • Mac: メール → 環境設定 → 署名

→ Apple Mail はデフォルトで -- を入れるので通常は問題なし。

Outlook

  1. ファイル → オプション → メール → 署名
  2. -- 区切りが無い場合あり (Outlook は独自フォーマット)
  3. [本文開始]/[本文終了] での明示を推奨

Thunderbird

  • 設定 → 編集 → アカウント設定 → 「シグネチャを追加」
  • -- 区切りはデフォルトで入る

署名除去のチェック

メール送信後に投稿を確認して:

  • ☐ 署名が本文に混ざっていないか
  • ☐ 返信時の引用 > が混ざっていないか
  • Sent from my iPhone 等の自動付加行が混ざっていないか

混ざっている場合は:

  1. メーラーの署名設定を -- 区切りに変更
  2. もしくは [本文開始] [本文終了] で囲む

次のステップ